シーズン11からのランクの仕様がよくわからない!!
シーズン11になって、バトルロイヤルのランクシステムが大幅に変更になりました。
結果的に言うと、キルポイントの上限が6から7に上がったようです。
ですが、公式のパッチノートの説明はかなりわかりづらい・・・。
そこで今回は、シーズン11のランクポイントの仕様について徹底解説していきます!
従来のランクポイントの仕様
まず、シーズン10までのランクポイント(RP)の仕様について解説します。(知っている方は読み飛ばしてください)
ランクポイントは、順位ポイントとキルポイントの合計の値です。(試合参加時にかかるRPの消費を除く)
順位ポイントとは、最終的な順位に応じて与えられるポイントのことです。シーズン10での順位ポイントは以下の表の通りです。
順位 | 14位以下 | 13~11 | 10~9 | 8~7 | 6~5 | 4~3 | 2 | 1 |
もらえるRP | 0 | 5 | 10 | 20 | 30 | 40 | 60 | 100 |
例えば、14位以下なら順位ポイントはもらえず、7位なら20ポイント、3位なら40ポイントもらえます。
一方、キルポイントはキルやアシストの数に応じて与えられるポイントです。シーズン10では下の表のように、キル・アシスト1つあたりのキルポイントは順位によって変動していました。
順位 | 11位以下 | 10~6 | 5~4 | 3~2 | 1 |
もらえるRP | 10 | 12 | 15 | 20 | 25 |
例えば、3キル2アシストの場合は、キルポイントは合計5つです。
このとき、順位が11位以下なら、もらえるキルポイントの合計は 10 × 5 = 50RP です。
順位が3位なら、もらえるキルポイントの合計は 20 × 5 = 100RP です。
しかし、キルポイントには上限があり、シーズン10では6つまででした。
したがって、キルとアシストの合計が7つ以上だとしても、RPの計算の際には6つとしてカウントされます。
以上のことを踏まえて、試合参加時にかかるRPの消費を除いた、シーズン10でもらえる最大RPを求めます。
順位が1位でキルポイントが6つ以上のときが最大なので、
100(順位ポイント) + 25 × 6(キルポイント) = 250RP
になります。
シーズン11のランクポイントの仕様
続いて、シーズン11のランクポイントの仕様について解説します。
シーズン11もシーズン10と同様に、ランクポイントは順位ポイントとキルポイントの合計の値です。(試合参加時にかかるRPの消費を除く)
順位ポイント
シーズン11の順位ポイントは、シーズン10と同様に計算されます。
順位 | 14位以下 | 13~11 | 10~9 | 8~7 | 6~5 | 4~3 | 2 | 1 |
もらえるRP | 0 | 5 | 10 | 20 | 30 | 40 | 60 | 100 |
キルポイント
シーズン11からは、このキルポイントの仕様が大幅に変更されました。
結論から言うと、キルポイントの値はランクのティアの差によって変動し、さらに順位とキルポイントの数に応じてボーナスポイントが加算されるようになりました。
ランクのティアの差とは?
まず、ランクのティアについて説明します。
ランクのティアとは、ブロンズ帯からプレデター帯までの、それぞれのランク帯のことです。
そしてティアの差とは、2つのランクがどれほど離れているかを表します。
例えば、プラチナ帯とダイヤ帯であればティアの差は1、ブロンズ帯とゴールド帯であればティアの差は2になります。
ティアの差でキルポイントが変動する!
シーズン11では、このティアの差が重要視され、下の表のようにキルした相手と自分とのティアの差によってキルポイントが変動するようになりました。
ティアの差 | -3 | -2 | -1 | 0 | 1 | 2 | 3 |
キルポイント | 3 | 5 | 8 | 10 | 12 | 15 | 20 |
例えば、ゴールド帯のプレイヤーがシルバー帯の敵を2キル、プラチナ帯の敵を3キルした場合を考えてみます。
ゴールド帯とシルバー帯のティアの差は-1、ゴールド帯とプラチナ帯のティアの差は1なので、
(8 × 2) + (12 × 3) = 52RP
がもらえます。
要は、格上を倒すとキルポイントが多くもらえて、格下を倒すともらえるキルポイントは少ない、ということです。
ちなみに、プレデターとマスターは同じティアとして扱われます。
順位とキル数に応じたボーナスポイント
続いて、順位とキル数に応じたボーナスポイントについて説明します。
シーズン11からは、先ほど説明したキルポイントとは別に、下の表のように順位に応じたボーナスポイントが加算されます。
順位 | 11位以下 | 10~6 | 5~4 | 3~2 | 1 |
ボーナス値 | 0 | 2 | 5 | 10 | 15 |
このボーナスポイントは、キル数 × ボーナス値で計算されます。
例えば、最終順位が4位で、キルとアシストが合計で7つだった場合、ボーナスポイントは7 × 5 = 35RPになります。
このボーナスポイントが、ティアの差で決まるキルポイントに加算され、それが最終的なキルポイントになります。
キルポイントの上限は?
シーズン11からは、シーズン10までのようなキルポイントは6つまでという制限はありません。
ただし、最大でもらえるキルポイントには上限があり、175RPまでとなっています。
この175RPという値は、ティアの差で決まるキルポイントと、順位とキル数に応じたボーナスポイントの合計の上限値です。
具体例
ゴールド帯のプレイヤーが、プラチナ帯の敵を4キル、ゴールド帯のプレイヤーを5キルして、最終順位が2位になったとします。
すると、順位ポイントは2位だと60RPもらえます。
次に、ティアの差で決まるキルポイントを計算します。
プラチナ帯の敵を4キルしているので、12 × 4 = 48RP、ゴールド帯の敵を5キルしているので、10 × 5 = 50RP
これらを合わせて、48 + 50 = 98RPがもらえます。
続いて、ボーナスポイントを計算します。
順位は2位で、合計キル数は9なので、10 × 9 = 90RP
したがって、ボーナスポイントは90RPです。
以上から、最終的なキルポイントは、98 + 90 = 188RPになります。
しかし、キルポイントの上限値は最大で175RPなので、この場合の最終的なキルポイントは175RPになります。
最後に、順位ポイントとキルポイントを足すと、もらえるランクポイントは、60 + 175 = 235RPになります。
シーズン11で最大でもらえるランクポイント
最後に、最大でもらえるランクポイントについて計算してみます。
順位が1位で、キルポイントが上限の175RPのときが最大なので、
100(順位ポイント) + 175(キルポイント) = 275RP
となります。
シーズン10と比べて25RP増えており、これはシーズン10基準で考えると、キルポイントの上限が7つになったのと同じことになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
シーズン10と比べて、シーズン11のランクポイントの仕様は少し複雑になったことがわかります。
この記事を読んで、少しでも理解していただけたら幸いです。
以上、シーズン11のランクポイントの仕様についてでした!