Switchでもゲーミングモニターを導入した方がいいのかな?できれば値段も抑えたい・・・
今回はこのようなお悩みを抱えている方向けに、Switchでゲーミングモニターを導入するメリットやおすすめの低価格ゲーミングモニターをご紹介します!
本記事で記載している商品の価格は2023年11月時点でのものになります。
この記事で分かること
- Switchにゲーミングモニターを導入するメリット・デメリット
- Switch用ゲーミングモニター選定のポイント
- おすすめの低価格ゲーミングモニター
Switchにゲーミングモニターは必須?メリット・デメリットを紹介
結論から言うと、Switchでゲームを楽しむにはゲーミングモニターは必須です。
ゲーミングモニターを導入すると、次のようなメリットがあります。
ゲーミングモニターを導入するメリット
メリット
- Switch本体よりも画面が大きいため、敵の視認性や没入感が上がる
- 応答速度が速いため、残像感が少ない
- ゲームに特化した画面設定やモードを搭載した製品もある
Switch本体よりも画面が大きいため、敵の視認性や没入感が上がる
ゲーミングモニターはSwitch本体よりも断然画面が大きいです。
画面が大きい分、ApexやフォートナイトのようなFPSでは遠くの敵もよく見えるようになり、RPGではより迫力ある映像で楽しむことができます。
応答速度が速いため、残像感が少ない
応答速度は、Switchから出力された信号が実際にモニターに反映されるまでの時間のことです。
この応答速度が遅いと、少し前の映像が残って見えてしまい、酷いと画面酔いにもつながります。
一般的なテレビでは応答速度が5ms以上の製品が多いのに対し、ゲーミングモニターは5ms以下の製品がほとんどで、1msの製品も多いです。
特に応答速度が1ms以下のゲーミングモニターであれば、残像感がほとんどなくきれいな映像が楽しめます。
ゲームに特化した画面設定やモードを搭載した製品もある
テレビやSwitch本体にはない画面設定やモードを使えるのもメリットです。
画面の色や明るさの調整、暗い部分を見えやすくする機能、レティクルを表示する機能などが代表的です。
使えばゲームを有利に進められる設定やモードもあるので、欲しい機能が搭載されているかは要確認です。
ゲーミングモニターを導入するデメリット
30~32インチのデメリット
- 2万円前後の予算が必要
- 設置スペースが必要
2万円前後の予算が必要
Switchで使えるゲーミングモニターの相場はだいたい2万円前後で、低価格のものでも1万円強の予算は必要です。
機能の充実性を求めるならより高額になることもあります。
設置スペースが必要
当然ですが、ゲーミングモニターを置けるだけのスペースが必要です。
だいたいですが、机の上に横80cm×縦30cmくらいのスペースがあれば十分です。
どうしてもスペースが足りない場合には、下のようなモニターアームを使うのがおすすめです。
ここだけは押さえる!選定のポイント
解像度は1920×1080(FHD)を選ぶ
解像度は画面にならんでいるピクセルの数のことで、これが細かいほど精細な映像になります。
Switchで対応している解像度は1920×1080(FHD)までなので、2560×1440(WQHD)や3840×2160(4K)の高解像度モニターはオーバースペックになります。
リフレッシュレートは60~75Hzを選ぶ
リフレッシュレートはモニターが画像を何回切り替えられるかの指標です。
高リフレッシュレートになるほど、現実に近い滑らかな映像になります。
Switchでは60Hzまで対応しているため、基本的に60Hzか75Hzのゲーミングモニターを選べば問題ないです。
ただし、今後PS5やPCを使いたいと考えている場合は、144Hz以上がおすすめになります。
映像端子はHDMIを選ぶ
Switchからゲーミングモニターに映像を送るには、ゲーミングモニターがHDMIという規格に対応している必要があります。
ゲーミングモニターのほとんどはHDMI端子が搭載されていますが、一応確認するのがおすすめです。
もしPS4・PS5やPCでもゲーミングモニターを使う予定なら、HDMI端子が複数あるとケーブルの付け替えが必要ないので便利です。
スピーカーが内蔵されている製品を選ぶ
ゲーミングモニターに接続したSwitchで音声を流すには、外付けスピーカーやヘッドセット・イヤホンを取り付けるか、ゲーミングモニターに内蔵されているスピーカーを使う必要があります。
ゲーミングモニターにはスピーカーが内蔵されていない製品もあります。
外付けスピーカーやヘッドセットを所持していない場合は、購入したいゲーミングモニターにスピーカーが内蔵されているか確認しましょう。
カンタン用語解説
インチ:画面の対角線の長さ。23~27インチが一目で画面全体を見られるのでおすすめ。
リフレッシュレート:モニター画面が1秒間に何回切り替わるかの指標。高いほど映像が滑らかになる。
応答速度:グラフィックボードからの映像信号でモニターの色が実際に変化するまでの時間。数値が低ければ低いほど高速。
解像度:画面にいくつのピクセルがならんでいるかを表している。1920×1080(FHD)が一般的。
パネルの種類:主にTN、IPS、VAの3種類がある。TNは応答速度が速く安価、IPSは発色が良い、VAはコントラストが高く視野角が広い、という傾向がある。
Switch向けの安いゲーミングモニターランキング
1位 AOC 24G2E5/11【お手軽高画質】
メーカー・ブランド | AOC |
製品サイズ | 60.6 x 48.2 x 19 cm・23.8インチ |
解像度 | 1920 ×1080 |
リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 1ms |
パネルの種類 | IPS |
端子 | HDMI×2/DisplayPort×1/D-Sub×1/ヘッドフォン端子 |
値段 | 16,182円 |
この商品のメリット・デメリット
IPSパネルで鮮やかな発色&1msと高速応答
映像にメリハリを付けるHDRエフェクトモード
ゲーム機能も充実
スピーカーは非搭載
1位はゲーミングモニター市場で高いシェアを誇るAOCの商品です。
発色の良さが売りのIPSパネルでありながら、応答速度は1msと高速。動きの速いゲームでも、高画質な映像を楽しめます。
特徴的なのがAOC独自のHDRエフェクトモードです。白飛びと黒つぶれを抑えた明暗差のある表現が可能で、現実に近い色合いが実現できます。
暗い部分を明るく映しだすシャドウコントロール機能や、画面中央に照準を出す機能など、ゲーム機能も充実しています。
映像出力端子も豊富なので、Switch以外にもPS4やFireTVStick、ノートPCなどをケーブルの付け替えなしに同時接続して使用できます。
AOCはコスパの高い商品が多く、この商品も高い基本性能&豊富な機能で値段以上のスペックを秘めています。映像端子も豊富で大きな欠点も見当たらない商品なので、お手軽にSwitch用の高画質ゲーミングモニターが欲しい方にはうってつけです!
2位 Acer QG221QHbmiix【低価格】
メーカー・ブランド | Acer・Nitro |
製品サイズ | 22.1 x 49.2 x 37.9 cm・21.5インチ |
解像度 | 1920 ×1080 |
リフレッシュレート | 100Hz |
応答速度 | 1ms |
パネルの種類 | VA |
端子 | HDMI×2/D-Sub×1/ヘッドフォン端子/スピーカー付き |
値段 | 12,800円 |
この商品のメリット・デメリット
スピーカー内蔵
ゲーム機能も充実
1万円前半で格安
Switchでは100Hzを活かしきれない
2位はカジュアルゲーマーからコアゲーマーまで幅広い層を対象にゲーミングモニターを展開している、Acerのブランド「Nitro」の商品です。
リフレッシュレートは100Hz・応答速度は1msとどちらも高速です。加えてスピーカーが内蔵されています。
ゲーム機能については、画面の黒い箇所の強弱を調整して視認性をアップする機能や、画面中央のレティクルの表示など、ゲームに最低限欲しい機能が搭載されています。
これだけの性能を備えていながら、価格は1万円前半と非常に低価格です。
Switchだと100Hzを活かしきれないのが欠点ですが、それを踏まえても十分低価格な商品です。PS5では最大リフレッシュレートが120Hzとなるため、PS5を所持している方や今後購入予定の方には特におすすめです!
3位 LG 24ML600S-W【独自機能が魅力的】
メーカー・ブランド | LG |
製品サイズ | 18.2 x 53.9 x 41.5 cm・23.8インチ |
解像度 | 1920 ×1080 |
リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 5ms |
パネルの種類 | IPS |
端子 | HDMI×2/D-Sub×1/ヘッドフォン端子/スピーカー付き |
値段 | 16,800円 |
この商品のメリット・デメリット
遅延や残像感を抑える独自技術
設定の際に便利なジョイスティック
ソフトウェアから操作できるOSD
応答速度は少し遅め
3位はゲーミングモニターはもちろん、家電でも幅広く展開しているLGの商品です。
この商品はLG独自の技術が複数搭載されています。
映像をメモリに格納せずに出力して遅延を抑えるDASモードや、映像を切り替える際にバックライトをオンオフさせて残像感を減らすMotion Blur Reductionはゲームをプレイする上で非常に魅力的です。
モニター画面の設定もボタンではなくジョイスティックなので直感的に操作しやすいです。
PC上から画面設定やウィンドウ分割ができるソフトウェアにも対応しているので、普段のPC作業でもおすすめです。
時期によっては2万円近くになっていることもある商品です。ゲームで勝つために遅延や残像感までケアしたい方や、PCでの作業でも使う予定の方におすすめです!
4位 BenQ GL2480【目に優しい】
メーカー・ブランド | BenQ |
製品サイズ | 17.5 x 56.5 x 43.3 cm・24インチ |
解像度 | 1920 ×1080 |
リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 1ms |
パネルの種類 | TN |
端子 | HDMI×1/DVI×1/D-Sub×1/ヘッドフォン端子 |
値段 | 13,200円 |
この商品のメリット・デメリット
1msの高速応答
輝度自動調整機能
電子ペーパーモード
TNパネルなので画質にはあまり期待できない
4位はプロ向けのゲーミングブランドなども展開している有名メーカーBenQの商品です。
TNパネルなので画質の良さにはあまり期待できないものの、応答速度は1msという高速応答を実現しています。
この商品には、周囲の光を検知して明るい部分は露出を抑え、暗い部分は鮮明に映し出すよう自動調整する機能があるので、ゲーム内の暗い場面での視認性アップが期待できます。
フリッカーフリー・ブルーライト軽減などの機能も搭載されているので、長時間の使用でも目に優しいです。
画面内の白と黒をはっきりと映し出す電子ペーパーモードも普段の作業に向いています。
目に優しい機能の多さや電子ペーパーモードなどが特徴的なので、PCでの作業が多い方やSwitchをプレイ中の眼精疲労が気になる方におすすめです!
5位 ASUS VP229HV【お手頃スタンダード】
メーカー・ブランド | ASUS |
製品サイズ | 49 x 36.3 x 19.9 cm・21.5インチ |
解像度 | 1920 ×1080 |
リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 1ms |
パネルの種類 | IPS |
端子 | HDMI×2/ヘッドフォン端子/スピーカー付き |
値段 | 15,526円 |
この商品のメリット・デメリット
IPSパネルで1msの高速応答
便利なゲーム機能
バランスの取れた性能で1万円台中盤
画面が少し小さめ
5位はゲーミングモニターはもちろん、パソコン周辺機器でも強みのあるASUSの商品です。
画面サイズは21.5インチとやや小さめですが、パネルには全体的に性能の高いIPSが採用され、応答速度も1msと高速です。
ゲーム機能も照準の表示やタイマーなど、あると便利な機能が搭載されています。
また、無段階調整できるブルーライト軽減機能など、ASUSのEye Care機能が織り込まれています。
これだけ使いやすい機能がまとまっていながら、値段は1万円台中盤とお手頃です。
ゲームに最低限欲しい性能・機能がきれいにまとまっているスタンダードな商品です。とりあえずSwitchでゲーミングモニターを導入してみたい場合におすすめな入門者向けのモデルです!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はSwitchでおすすめの低価格ゲーミングモニターを紹介しました。
気になった商品があればこの機会に導入を検討してみてください!