大きめなゲーミングモニターが気になる・・・。
今回はこのようなお悩みを抱えている方向けに、30~32インチのゲーミングモニターをご紹介します!
本記事で記載している商品の価格は2023年10月時点でのものになります。
この記事で分かること
- 30~32インチのゲーミングモニターの大きさはどのくらい?
- 30~32インチのメリット・デメリット
- 30~32インチでおすすめのゲーミングモニター
30~32インチのゲーミングモニターについて
インチはモニターの対角線の長さを表しています。
30~32インチだと約76~81cmになり、ゲーミングモニターの中ではかなり大きなサイズになります。
30~32インチのメリット
30~32インチのメリット
- ゲームや映画を大迫力で楽しめる
- 表示領域が広いので普段の作業で使いやすい
- 高解像度でも文字が小さくならない
一番の魅力は何といってもゲームや映画・アニメを大迫力で楽しめる点です。
大画面ならではの没入感の高さは30インチ未満のモニターでは味わえません。
普段の作業においても、画面に表示できる範囲が広いため、複数のウィンドウを見やすく展開することができて便利です。
また30インチ未満で高解像度(WQHDや4K)のモニターでは文字が小さく表示されてしまいますが、30~32インチであればちょうどいい文字の大きさで高精細に表示できます。
30~32インチのデメリット
30~32インチのデメリット
- 一目で画面全体を把握しにくいのでFPSなどは不向き
- 設置には広い卓上スペースが必要
30~32インチのモニターだと画面端の情報がすぐに得にくいため、一瞬の判断や操作が勝敗を分けるFPSなどでは不向きです。
また設置には広いスペースが必要になります。
モニターを設置するスペースを確保するのはもちろん、見やすくするには奥行を1m近く確保する必要があります。
スペースに余裕がない場合は下のようなモニターアームを導入するか、27インチのゲーミングモニターを検討するのもおすすめです。
カンタン用語解説
インチ:画面の対角線の長さ。23~27インチはFPSや格ゲーを本格的にプレイしたい方に、27インチ以上は大画面で迫力ある映像を楽しみたい方におすすめ。
リフレッシュレート:モニター画面が1秒間に何回切り替わるかの指標。高いほど映像が滑らかになり、FPSや格ゲーでは144Hz以上がおすすめ。
応答速度:グラフィックボードからの映像信号でモニターの色が実際に変化するまでの時間。低ければ低いほどよく、1ms以下が好まれます。
解像度:画面にいくつのピクセルがならんでいるかを表しています。1920×1080(FHD)が一般的です。
パネルの種類:主にTN、IPS、VAの3種類があります。TNは応答速度が速く安価、IPSは発色が良い、VAはコントラストが高く視野角が広い、という特徴があります。
安さ重視のおすすめランキング
1位 LG 32QN600-B【WQHDで高画質&便利】
メーカー・ブランド | LG |
製品サイズ | 20.9 x 71.4 x 51.2 cm・31.5インチ |
解像度 | 2560 ×1440 |
リフレッシュレート | 76Hz |
応答速度 | 5ms |
パネルの種類 | IPS |
端子 | HDMI×2/DisplayPort×1/ヘッドフォン端子 |
値段 | 36,364円 |
この商品のメリット・デメリット
HDR10に対応
遅延を抑制する独自のDASモード
PCで操作できる便利なOSD
スピーカーが内蔵されていない
1位はプロゲーマー向けのゲーミングモニターも展開している韓国のメーカー、LGの商品です。
WQHDという高解像度に加え、鮮やかな発色と広い視野角が特徴のIPSが採用されており、映画や映像のきれいなゲームに向いています。
加えて、明暗差のある映像が売りのHDR10に対応しており、オープンワールドゲームなどを現実に近い色感で楽しめます。
また、映像をダイレクトに出力して遅延を抑制するDASモードや、暗い部分を見やすくするブラックスタビライザー機能などゲーム機能も充実しています。
専用ソフトウェアをインストールすれば、PC上から画面の基本的な設定やウィンドウの分割などが可能になります。
LGの商品はコスパの高い商品が多く、この商品も価格以上の性能を秘めています。WQHD・IPS・HDR10で映像面に強いうえ、PCで操作できる便利なOSDも備えているので、映画やアニメ、RPGなどを楽しみながら、普段の作業でもガッツリ使いたい方におすすめです!
2位 Acer EB321HQUDbmidphx【WQHDで高コスパ】
メーカー・ブランド | Acer・OmegaLine |
製品サイズ | 26.6 x 72.6 x 59.7 cm・31.5インチ |
解像度 | 2560 ×1440 |
リフレッシュレート | 75Hz |
応答速度 | 4ms |
パネルの種類 | IPS |
端子 | HDMI×1/DisplayPort×1/DVI×1/ヘッドフォン端子/スピーカー付き |
値段 | 33,300円 |
この商品のメリット・デメリット
端末をマルチに接続して表示可能
高さ調整機能を搭載
スピーカー内蔵
HDMI端子が少ない
2位はパソコンやPC関連商品を数多く手掛ける有名メーカーAcerの商品です。
この商品はHDMI端子が1つと少ないものの、その分1位の商品よりも値段が安く、スピーカーも内蔵されています。
特徴的なのが、複数の端末を接続したときに利用できる機能です。
複数の映像を同時に出力できるので、アニメを大きく表示しながらネットサーフィンをしたり、デュアルモニターのように2画面を並べて表示したりといったことがこれ一台でできます。
高さ調整も可能なので、正しく調整すれば長時間の使用でも疲れにくくなります。
サイズの大きい31.5インチで、一台でデュアルモニターに近いことができるのが魅力的な商品です。モニターを2台買うほどの予算がない方や、複数の端末で作業をすることが多い方におすすめです!
3位 AOC C32G2E/11【165HzでFPSメインの方向け】
メーカー・ブランド | AOC |
製品サイズ | 24.5 x 71 x 52.4 cm・31.5インチ |
解像度 | 1920 ×1080 |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms |
パネルの種類 | VA |
端子 | HDMI×2/DisplayPort×1/D-Sub×1/ヘッドフォン端子 |
値段 | 31,200円 |
この商品のメリット・デメリット
165Hz・1msで高速
USB機器の遅延を抑制する機能
映像をHDR化するHDRエフェクトモード
FHDなので少し映像が粗く見える
3位はゲーミングディスプレイ市場で高い世界シェアを誇るAOCの商品です。
31.5インチで1920 ×1080の解像度なので少し映像が粗く見えますが、リフレッシュレートは165Hzで応答速度も1msと高速です。
さらにUSB機器の遅延を抑制するLow Input Lag機能が搭載されています。
この機能により、USB接続されているコントローラーやキーボード・マウスなどの遅延が抑えられ、正確な操作が可能になります。
またHDRのように映像の明暗差の大きくするHDRエフェクトモードが搭載されており、HDRに対応していないゲームでもメリハリのある映像が楽しめます。
湾曲モニターなのでゲームへの没入感も抜群です。普段の作業で便利な大きいモニターが欲しい&プレイするのはFPSがメインの方におすすめです!
性能重視のおすすめランキング
1位 LG 32GP750-B【4万円中盤代で文句なしの性能】
メーカー・ブランド | LG・UltraGear |
製品サイズ | 29.2 x 71.5 x 49 cm・31.5インチ |
解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms |
パネルの種類 | IPS |
端子 | HDMI×2/DisplayPort×1/ヘッドフォン端子 |
値段 | 44,235円 |
この商品のメリット・デメリット
他の製品より格段に高いコスパ
充実したゲーム機能
PCで操作できる便利なOSD
スピーカーは非搭載
1位はLGのゲーミングブランド「UltraGear」の商品です。
165Hz・1ms・IPS・WQHDという高い基本性能を備えていながら、値段は4万円代中盤くらいと非常にコスパが高いです。
映像を格納せずに直接出力して遅延を抑えるDASモードや、暗い部分を認識して明るくする機能などゲーム機能も十分です。
NVIDIA G-SYNC Compatibleにも対応しています。こちらはPCに同期して画面を更新を行い、画面のカクつきを抑える機能で、同期できるリフレッシュレートに制限がないという特徴があります。
PCにソフトウェアをインストールすることで、PC上から画面カスタマイズやウィンドウ分割も簡単に行えます。
この価格帯の商品の中では、ほとんど文句のない性能の高さをしています。HDRにも対応しているので、映画やアニメ・RPGを高画質で楽しみたい方、FPSで勝ちたい方、普段の作業でも使いたい方など、幅広くおすすめできる商品です。
2位 IODATA EX-LDGCQ321HDB【利便性の高さが売り】
メーカー・ブランド | IODATA・GigaCrysta |
製品サイズ | 23.1 x 71.4 x 56.3 cm・31.5インチ |
解像度 | 2560 ×1440 |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms |
パネルの種類 | ADS |
端子 | HDMI×3/DisplayPort×1/USB Type-C×1/USBハブ×2/ヘッドフォン端子/マイク端子/スピーカー付き |
値段 | 51,618円 |
この商品のメリット・デメリット
リモコンでの操作が可能
便利なUSB端子・HDMI×3
マイク入力が可能
値段が少し高め
2位は国内メーカーのIODATAの商品です。IODATAは国内のディスプレイ市場で高いシェアを誇っています。
WQHDで高解像度でありながら、リフレッシュレートは165Hz、応答速度は1msと高速で、ファイナルファンタジーXIVの動作確認もされています。
商品にはリモコンが付属しています。映像端子の切り替えに加え、画面モードの変更も可能で、モニター本体にボタンが設置されている商品より便利です。
映像端子も豊富です。HDMI×3に加え、USB Type-CとUSBハブが揃っており、家庭用ゲーム機やFireTVStick、ノートパソコンなどを接続する際にもいちいちケーブルを付け替える必要がありません。
ヘッドフォン端子はマイク入力にも対応しているので、PCとモニターが離れている場合などに便利です。
高い基本性能に加え、便利な機能が揃っているのが魅力的な商品です。リモコンや端子が豊富な点は1位の商品にない魅力ですので、これらの機能が欲しい方におすすめです!
3位 ASUS VP32UQ【低価格な4Kモニター】
メーカー・ブランド | ASUS |
製品サイズ | 71.5 x 48.6 x 20.2 cm・31.5インチ |
解像度 | 3840 ×2160 |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 | 4ms |
パネルの種類 | IPS |
端子 | HDMI×1/DisplayPort×1/ヘッドフォン端子 |
値段 | 49,875円 |
この商品のメリット・デメリット
低価格な4Kモニター
複数のHDRモード
標準的なゲームモードも搭載
映像端子が少ない
3位はパソコン周辺機器を幅広く手掛け、ゲーミングモニターにも実績があるメーカーASUSの商品です。
映像端子はHDMI×1とDisplayPort×1で少ない点が不便ですが、4Kという高解像度&高性能なIPSパネル採用で高画質な映像が期待でき、値段も5万円前後と低めになっています。
HDR10に対応しているうえに複数のモードが用意されているのが特徴的で、ゲーム用と映画用で適したモードに設定できます。
リフレッシュレートを変えてカクつきを抑えるAdaptive-Syncや、クロスヘアーの表示など最低限欲しいゲーム機能も揃っています。
4Kでこの値段はかなり安い部類に入ります。特徴的なHDRモードやIPSパネル採用で画質には定評があるので、RPGやMOBAなどを高画質でプレイしたい方におすすめです!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は30~32インチのゲーミングモニターを紹介しました。
気になった商品があればこの機会に導入を検討してみてください!